vol.149 ボイドをのぞむ者
シャギーさんからのお便り⑤
・存在と非存在
・二元性の深淵な解答の潜む場所
・完全覚醒者の絶望
・宇宙を捨てる感覚
はい、6月4日シャギーさんですね。
『目風様、古川会長、沢山のヒント沢山のご指摘感謝しています。
また、動画での回答ありがとうございます。会長もスタッフの皆様も毎日の更新大変だと思います、本当頭が下がります。
私が二元性を生活の中に見つけて、より深く理解したいと思っていましたが、回答から二元性を曲解して、的外れの妄想になっていたのかもしれません。』
妄想ではないですけども。
二元性と。
あれ、どういう。どういうことだか覚えてる。
かわかつ「覚えてます。」
どういうこと。
かわかつ「シャギーさんが運転をされたときに、車がなんか、車でなんか横入りかなんかをされた気がしたんですけど」
(※横入りでなく、前の車の急停車でした)
はい。
かわかつ「そこで相手の気持ちがわかって、自分の気持ちと相手の気持ちで二元性みたいなことをですかね。みたいな感じでお便りが来た。」
あー、それを真っ向から否定してしまったんだね。
かわかつ「いや、会長はそれでいいですよ、間違ってるけどそれでもいいって感じでおっしゃってました。」
そうですか。そうだね。じゃあなんで曲解してっておっしゃったんだろうね。
二元性ってのは 2つの対局のものがあって、それがないと逆にこう世の中が回っていかないから2つのものがあるってのもあるし、そもそも存在と非存在がないと存在自体がないからね。非存在がないと存在がない。で、存在がないと非存在がない。
存在が非存在がないと、ん?非存在があると、あー演算能力もわかんなくなってきたね、ないから。
非存在が、存在がないと非存在がない で、非存在がないと存在もない。こっちがわかんないよね。
そもそも「非存在って何?」ていうのがあるじゃないですか
逆に言うと、「じゃあ存在って何」ってなってくるでしょ。それは非存在があるから存在があるんだよっていう答えになるんだけども、そこから存在と非存在、あるいは二元性の微妙な、微妙というか深淵な解答が潜んでるね、そこにね。
ここを追求できる人やると面白いかもわかんない。スーザンさんなんかどうだろうね。なんか頭おかしくなっちゃったかしらんけども、なんもスーザン言ってこなくなっちゃったけど。(※6月18日収録現在)
これからですね、 宇宙全史の音声収録やりまして、そんなかで、前々からやりたかったんですけども、宇宙全史の解説を。ここは絶対解説した方がいいなって、皆さんが分かってないとこが、ここ分かってないなって思うとこ、音声で全部解説していきます。かなりの膨大な、何時間ぐらいなのかわかんないけども、それを全部収録して、1個のデータにまとめて、これは皆さんにお配りしますから。それはね、ぜひね、宇宙全史の。もうね、エゴの本書くのもめんどくさいから、エゴもそこに入れちゃうかな。
ここのね、漫画書いてるとね、もう虚空蔵東京本書くのももうギリギリなんですよね。
で、その上、エゴの本。
エゴの本はね絶対書き残さなきゃいけないんだけども、難しいからね、喋るだけにしとくかな。
多分喋るだけでも、エゴの本の内容を喋ると、おそらく5時間ぐらいになっちゃうと思うね。5時間じゃきかないね。
だから、膨大なその収録になるから。
『そして「絶望」に付いての解説を聞いて、全てに絶望した時、全てを捨てる(多岐にわたると思います)事が出来ると言う事と思いました。』
そうですね。
昔から完全覚醒した方は。絶望っていうのもそうなんです。もちろん絶望するんだけども、言い方がちょっと普通の方から見ると嫌だなと思うじゃないですか。そうじゃなくて、昔からよく言われてる、「世を儚む」うーん、 世の中が嫌になる。こんなもんですよ。それの強いやつ、キツいやつ、何にも面白いことがなくなってくるということだよね。
ただしだね、何回も言いますけども、エネルギーがなくなってそうなるんじゃないんだよ。
人一倍エネルギーがあるのにそうなってしまう。
なんでもやりたいし、なんでもできるんだけども、この世の中ではもう生きていたくないっていう絶望だよね。
ああ難しいだろうね。
本当に難しいと思います、これは。
あのニサルガが。ニサルガダッタの私はあるって読んでもらうとわかるんだけども、あれを読んで僕はすぐ覚醒できますよって言ったのは、そういう人なんですよ。そういう人はすぐ覚醒できます。でもなんで皆。ほとんどの人は出来てません。出来てないでしょ。なんでかっつったら、世の中に絶望してないからですよ。やっぱ未練があるんですよ。世の中にね。
『私の浅はかな認識ではよくわかっていないと思いますが、「絶望」と言う言葉がネガティヴで無く、全てを捨てるからこそ次に進む事が出来る。そうで有れば、非常にポジティブな感覚に思えました。』
あ、そうなんです。そうなんだけど、宇宙を捨てるっていう感覚を出来る?普通できないですよ、人間に。古川だからできるんで。
だって、友達なんか1人もいなくなるんだよ。親も子も友達も知り合いも、犬も猫も花も、この地球も、何にもなくなんだよ。
古川が実存を垣間見た時、真我を垣間見た時。
え、言っていいのか?もう最後だから言っとくけど。
彼はボイドに落ちたんだよ。
(void:「中身がない・空っぽの・役に立たない・効果がない」といった形容詞、および「空間・空っぽ・隙間・虚空・むなしさ・喪失感・孤独感」といった名詞、そして「無効にする・空にする・排泄する」といった動詞を持つ英単語)
ボイドってのはなんだろう。
今ボイドって来たからあれだけど、 ボイドって何かしら。
空?無?無でも空でもないんだけどな。ボイド。
ボイドって怖いよ、なんか。ちょっとちらっと来るんだけど、怖いね、すごい。
このぬくぬくした。
ボイドを多分あなた方が垣間見たら、すぐ戻ってくると思う、この世界に。
2度とそこに行きたいとは思わなくなると思う。
そこに自ら望んでいく人しか完全覚醒の道はないんですよ。
それが絶望。その、それが絶望という意味ですね。
『目風様の解説から、新しい理解を得られたことに感謝します。
全て(エゴを含)を捨てることは、想像以上に難しいとは思いますが、力まずより柔軟な思考で対峙出来たらと思います。
ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。』
そうだね、発信は色々してきますんで、色々これからも学んでください。
はい。じゃ、お疲れ様でした。